カメラのこと

最近は、キッズカメラマンのお仕事に誘われて、保育園やら小学校やらのイベンとを、訪問して撮影しています。
カメラマンにも色々ありますが、私は子どもたちの姿を追うのが楽しいので、縁あってキッズカメラマンの世界に関わって、もう5年目になります。最初は、東京オリンピックに合わせて、東京都が開いていた学校イベントの記録カメラマンでした。

最近言われているのが、学校カメラマンの人手不足・・・先だってもSNSでカメラマン募集したら、炎上といううことになってしまった、どちらかの会社もありました。「SNSで募集して、ちゃんとした人が来るのか、心配。」とか・・なんとか・・・私ごとには関係ありませんが、募集して応募いただいた方でも、きちんと本人確認しないはずがない。
カメラマンだろうが、営業マンだろうが、一般事務職だろうが、身元を確認しないで採用するはずがない、というのが私の見た目です。
特に子どもたちの写真を扱うようなカメラマンは、撮影した写真を、クライアント以外に決して流出してはいけないというルールがあります。※最重要な個人情報ですから・・・当然このブログでも子どもたちの写真は、一切載せられません。(モデルさんの写真として購入したもの以外は・・・)
そんな事もあって、撮影した実績は外に出せないので、自分の実績としてアピールできない、そのわりに見返りも少ないのがネックのようです。撮影所のもの時間が少なくても、移動の時間や、撮影した1000枚単位の写真の整理の時間、手間を考えると、これだけでは続けるのは難しいかもしれません、なので人材不足となるわけです。関東圏で動いている私の周りにも、たまに出会う東北や新潟などのカメラマンの名刺をいただくこともあります。
スマホの普及で、人類総カメラマン時代ですが、カメラマンは写真を「撮りに行く」のが仕事です。たまたまそれを撮影しているわけではないので、実にアナログな作業です。機械はデジタルですが、やっていることは100年前と同じことです。光を見、光を読み、光を記録する。それを早く、効率的にしてきているのが、道具であるカメラ。
私が、初めて使ったカメラは、父が写真好きであったので、小学校の5年生のときに買ってもらった、KONICA C35でした。ポケットに入るほどのコンパクトカメラでしたが、いっちょ前にカメラマンを気取っていたのを思い出します。
あの頃から、もう50年以上・・・初めて自分で揃えた一眼レフは、CANON EOS-650でした。今では、リベンジで収集したカメラが、数百台・・・「カメラのこと」では、それらのことを、つらつらと思い出を交えて、紹介します。
アイキャッチは懐かしいMinolta SRT Super
