保育園・幼稚園 子どもたちの撮り方

キッズカメラマンの特殊能力をお教えします。
保育園や幼稚園のイベント、運動会、生活発表会、遠足、入園式、卒園式、いろいろな場面でカメラマンが呼ばれます。しかし、ただ写真を撮るというだけではありません。
まず子どもたちの顔を捉える、目線をもらう、笑顔をもらう画角にきちんといれる、手や足が見きれないように、体全体が入るように、更には2から3人を画角に入れる。
一人の写真は必要無いとされています。一人の写真はそもそもご家族で撮れるので・・・子どもたちも、欲しがるのはお友達と一緒の写真でしょう・・・
さて、こんな条件をいかにしてクリアするか・・・そもそも、ほっといたら、こっちなど見てくれませんし、普段見慣れない人がいきなりカメラ構えて向けてきたら・・・泣き出す子もいます。ストロボ嫌いな子もいます。
私などは、黒装束で行くので、小さい子には、泣かれる泣かれる・・・でした・・・
そんなカメラマンがどうしたかというと・・・・本編撮影の前に、教室を回り、座り込んで撮影して回るのです。まず子どもたとの目線に合わせて座って、低い目線からカメラを向け、撮影してしまうと、なんと面白がって「あーーーカメラマンだーーー」と大騒ぎ・・・駆け寄ってくるコもいます。
カメラに慣れていないコも、まずは慣れておけば、ピースぐらいはしてくれるようになります。
まずはお友達扱いされるくらいに、近づくのがコツかなと思います。
さらに威力を発揮するのはこのコです。

首からいつもぶら下げています、撮影の同行アシスタントです。私の地域のゆるキャラの「カパル」といいますが、まあ、カッパです。
首から下がっているのを見つけると、すぐさま駆け寄ってきて、カッパ?と聞いてくるコもいます、そんなときは「カパル、お友達だよ・・・」と教えると、興味津々です・・・
集合写真のときの目線誘導にも一役買ってくれる、カパルくん、ほんとにいいアシスタントです。